トップ
>
縁類
>
えんるい
ふりがな文庫
“
縁類
(
えんるい
)” の例文
又「おっと心得た、僕の
縁類
(
えんるい
)
が
佐野
(
さの
)
にあるから、佐野へ持って往って、山の中の谷川へ棄てるか、又は
無住
(
むじゅう
)
の寺へでも埋めれば人に知れる
気遣
(
きづかい
)
はないから心配したもうな」
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
故郷
忘
(
ぼう
)
じがたく
詫言
(
わびごと
)
をして帰ろうと江戸へ参って自分の屋敷へ来て見ると、改易と聞いて途方に暮れ、
爰
(
こゝ
)
と云う
縁類
(
えんるい
)
も無いから
何
(
ど
)
うしたらよかろうと
菩提所
(
ぼだいしょ
)
へ行って聞くと、親父は突殺され
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
お泊り
掛
(
がけ
)
のお方で、
何処
(
どこ
)
の
何
(
なん
)
という
確
(
しっ
)
かりとした何か
証
(
しょう
)
がないと、お寺も中々
厳
(
やかま
)
しくって
請取
(
うけと
)
りませんが、
私
(
わたくし
)
どもの親類か
縁類
(
えんるい
)
の人が
此方
(
こっち
)
へ来て、死んだような話にして、どうか頼んで見ましょう
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“縁類”の意味
《名詞》
婚姻や縁組などにより縁続きとなること。
(出典:Wiktionary)
縁
常用漢字
中学
部首:⽷
15画
類
常用漢字
小4
部首:⾴
18画
“縁”で始まる語句
縁
縁側
縁起
縁日
縁端
縁先
縁故
縁喜
縁付
縁談