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絵師
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えかき
ふりがな文庫
“
絵師
(
えかき
)” の例文
旧字:
繪師
『それでは、
俺
(
わし
)
の姪にあたるのですが、その亭主が
絵師
(
えかき
)
ですから、
其処
(
そこ
)
へ行ってお聞きなさい、ナアニ、直き向こうの小さい家です』
職業の苦痛
(新字新仮名)
/
若杉鳥子
(著)
……いっては、あれだけの
絵師
(
えかき
)
に相済まないが、かかげてあるのは第何板、幾度かえして刷ったものだか、線も太ければ、勿論厚肉で、絵具も際どいのをお察し下さるように。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「そんならお前さんは、
絵師
(
えかき
)
さんかえ」
歌麿懺悔:江戸名人伝
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
やがて八九年前になります——山つづきといっても
可
(
い
)
い——鶯谷にも縁のありますところに、
大野木元房
(
おおのきもとふさ
)
という、
歌人
(
うたよみ
)
で、また
絵師
(
えかき
)
さんがありまして、大野木夫人、元房の細君は
白花の朝顔
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
現代
(
いま
)
のおいらんなんだそうですけれど、作者だか、
絵師
(
えかき
)
さんだかの工夫ですか、
意匠
(
こころつもり
)
で、むかし風に
誂
(
あつら
)
えたんでしょう、とおっしゃって、それに、雑誌にはいろいろの作が出ておりますけれど
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
絵
常用漢字
小2
部首:⽷
12画
師
常用漢字
小5
部首:⼱
10画
“絵”で始まる語句
絵
絵本
絵馬
絵具
絵端書
絵草紙
絵様
絵解
絵絹
絵看板