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絵像
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えぞう
ふりがな文庫
“
絵像
(
えぞう
)” の例文
暦本
(
れきほん
)
の
頒布
(
はんぷ
)
もまだ十分でなかった時代から、掛軸や壁に
貼
(
は
)
るような
絵像
(
えぞう
)
だけは、需要があったと見えて遠い田舎までも配られていた。
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
それはわたくし共に取りましては、命にも換えがたい大切の
絵像
(
えぞう
)
でござります。この弁天堂もわたくしの一力で
建立
(
こんりゅう
)
したのでござります。
半七捕物帳:33 旅絵師
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
閾際
(
しきいぎわ
)
に
跪
(
ひざまず
)
いて、音を立てぬように障子に手をかけて、
一寸
(
いっすん
)
ばかりする/\と開けて見ると、正面に
普賢菩薩
(
ふげんぼさつ
)
の
絵像
(
えぞう
)
を
懸
(
か
)
け、父はそれに向い合って寂然と端坐していた。
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
そのような
絵像
(
えぞう
)
をじっと見つめていた人々が、そういう想像を出したものとすれば、一通りは説明がつくかもしれないが、なお
遡
(
さかのぼ
)
ってこのような絵を
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
絵
常用漢字
小2
部首:⽷
12画
像
常用漢字
小5
部首:⼈
14画
“絵”で始まる語句
絵
絵本
絵具
絵馬
絵端書
絵草紙
絵様
絵解
絵絹
絵師