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絞殺
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かうさつ
ふりがな文庫
“
絞殺
(
かうさつ
)” の例文
自分
(
じぶん
)
が
手
(
て
)
を
下
(
くだ
)
した
覺
(
おぼえ
)
がないにせよ、
考
(
かんが
)
へ
樣
(
やう
)
によつては、
自分
(
じぶん
)
と
生
(
せい
)
を
與
(
あた
)
へたものの
生
(
せい
)
を
奪
(
うば
)
ふために、
暗闇
(
くらやみ
)
と
明海
(
あかるみ
)
の
途中
(
とちゆう
)
に
待
(
ま
)
ち
受
(
う
)
けて、これを
絞殺
(
かうさつ
)
したと
同
(
おな
)
じ
事
(
こと
)
であつたからである。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
十二日、午後十時四十分頃、品川区北品川××番地、飯倉方もと飲食店主向井清吉(四八)は自分の部屋に内縁の妻、谷せい子(二十一)を呼びよせて、手拭で
絞殺
(
かうさつ
)
。品川台場派出所に自首して出た。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
“絞殺”の意味
《名詞》
絞殺(こうさつ)
手や紐などで首を絞めて殺害すること。
1.の狭義で、紐などで首を絞めて殺害すること。この場合、手で締める殺害は扼殺という。
(出典:Wiktionary)
絞
常用漢字
中学
部首:⽷
12画
殺
常用漢字
小5
部首:⽎
10画
“絞”で始まる語句
絞
絞首台
絞首
絞描
絞木
絞染
絞罪
絞車盤
絞盤
絞出