“糸竹”のいろいろな読み方と例文
旧字:絲竹
読み方割合
いとたけ80.0%
しちく20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
親に似て、家産は失っても、糸竹(いとたけ)の道に長じ、歌えば美声だし、書道、槍術、棒、騎馬、雑芸、何でも器用だった。わけて“賭(か)け蹴毬(けまり)”は名人といわれている。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
とか望(のぞ)み給(たま)ふらんそは又(また)道理(だうり)なり君様(きみさま)が妻(つま)と呼(よ)ばれん人(ひと)姿(すがた)は天(あめ)が下(した)の美(び)を尽(つく)して糸竹(いとたけ)文芸(ぶんげい)備(そな)はりたるを
闇桜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
これを喩(たと)えば、大廈(たいか)高楼の盛宴に山海の珍味を列(つら)ね、酒池肉林(しゅちにくりん)の豪、糸竹(しちく)管絃の興、善尽し美尽して客を饗応するその中に、主人は独り袒裼(たんせき)裸体なるが如し。
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)