ひか)” の例文
それフィオレンツァはその昔の城壁——今もかしこより第三時と第九時との鐘聞ゆ——の内にて平和を保ち、かつひかへかつつつしめり 九七—九九
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
悪戯いたづらなくせに、大飯食おほめしぐらひばかり揃つて居て——はゝゝゝゝ、まあ君だから斯様こんなことまでも御話するんだが、まさか親の身として、其様そんなに食ふな、三杯位にしてひかへて置け
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)