童話どうわ)” の例文
お母さんが夢に見たという金の猫の童話どうわは、それから数日間、つぎつぎと起る出来事によって補正ほせいされ、次第に一つのかたちを整えてきた
親馬鹿入堂記 (新字新仮名) / 尾崎士郎(著)
注文の多い料理店はその十二かんのセリーズの中の第一冊だいいっさつでまずその古風こふう童話どうわとしての形式けいしきと地方色とをもって類集るいしゅうしたものであってつぎの九へんからなる。
二、三日前にちまえのこと、ぼくは、おなじとおりで、古本店ふるほんみせしている、おばさんから、童話どうわほんりてきて、ばんをしながらみました。そして、それにいてあるはなしに、ふかい感激かんげきをもちました。
道の上で見た話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「なんだい、童話どうわだね。そんなにおもしろいのかい。」
兄と魚 (新字新仮名) / 小川未明(著)
(この童話どうわはとくに大人おとなのものとしてきました。)
さかずきの輪廻 (新字新仮名) / 小川未明(著)