立懸たちかゝ)” の例文
したる段重々ぢう/\不屆ふとゞき至極のやつなり入牢申付るしばれと有ければ同心共立懸たちかゝり高手小手にいましめたりける夫より憑司が村長を退きしことを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
呼び出し對決申付る其節閉口へいこう致すな依て吟味中入牢じゆらう申付るとあとの一聲高く申渡さるゝに兩人ふたりの同心立懸たちかゝり長庵を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
改めくれよと云れて亭主若い者一同立懸たちかゝり半四郎の夜着よぎまくり見れば甲懸かふがけ脚絆きやはんまで穿はき旅支度たびじたくをなし居けるゆゑ能々よく/\是を見て大いに驚き此盜人は御客樣貴方の御連なりといふに半四郎も能々よく/\顏を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)