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禳
ふりがな文庫
“禳”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はら
70.0%
はらい
10.0%
はらひ
10.0%
はろ
10.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はら
(逆引き)
陰陽道は歴緯に
法
(
のっと
)
り神鬼を駆ると称して、世俗の為に吉を致し凶を
禳
(
はら
)
うものである。儒より云えば
巫覡
(
ふげき
)
の道、仏より云えば
旃陀羅
(
せんだら
)
の術である。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
禳(はら)の例文をもっと
(7作品)
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はらい
(逆引き)
「丞相、それならば何故、
禳
(
はらい
)
をなさらないのですか。古くからそういう時には、星を祭り天を
祷
(
いの
)
る禳の法があるではございませんか」
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
禳(はらい)の例文をもっと
(1作品)
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はらひ
(逆引き)
山路にさしかゝると覺しき時、
騎者
(
のりて
)
は背後なる我を顧みて詞をかけたり。程なく
大母
(
おほば
)
の
蔽膝
(
まへだれ
)
の下に
息
(
やす
)
らふべければ、客人も心安くおぼせよ。良き馬にあらずや。この頃
聖
(
サン
)
アントニオの
禳
(
はらひ
)
を受けたり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
禳(はらひ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
はろ
(逆引き)
そのさまは一様でなかったが、その家に悪いしらせがあると、人びとはひどく恐れて、
牲
(
にえ
)
を供えて
禳
(
はろ
)
うた。神が喜んでうけいれてくれると、その不思議がなくなるのであった。
青蛙神
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
禳(はろ)の例文をもっと
(1作品)
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禳
漢検1級
部首:⽰
22画
“禳”を含む語句
厄病禳
御禳
禳災
“禳”のふりがなが多い著者
南方熊楠
井上円了
幸田露伴
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
上田敏
吉川英治
田中貢太郎