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祠前
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しぜん
ふりがな文庫
“
祠前
(
しぜん
)” の例文
『
尊
(
みこと
)
のお
身代
(
みがわ
)
りとして
入水
(
にゅうすい
)
された
時
(
とき
)
の
姫
(
ひめ
)
のお
心持
(
こころも
)
ちはどんなであったろう……。』
祠前
(
しぜん
)
に
額
(
ぬかづ
)
いて
昔
(
むかし
)
を
偲
(
しの
)
ぶ
時
(
とき
)
に、
私
(
わたくし
)
の
両眼
(
りょうがん
)
からは
熱
(
あつ
)
い
涙
(
なみだ
)
がとめどなく
流
(
なが
)
れ
落
(
お
)
ちるのでした。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
祖先、頼義公も、義家公も、また
亡父
(
ちち
)
義朝も、この道を何度かおひろいなされた事であろう。わけて義家公には、この宮の
祠前
(
しぜん
)
で元服なされたので、八幡太郎と名のられた。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
祠
漢検1級
部首:⽰
10画
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
“祠”で始まる語句
祠
祠堂金
祠堂
祠官
祠畔
祠守
祠廟