旧字:禮物
いいえ、左様ではございません、お礼物などは決してお受けになりませんでした、ただ人の気を休めるために筮竹を取るのだとおっしゃいました。
「おまえらがここへ帰り住むようになったらば、おれに出口を教えてくれ、礼物などは貰うに及ばない。ただこの娘たちを救って出られればいいのだ」
「いや、わしは、礼物を、あてにしているわけではない——ゆきがかりゆえ、面倒見てやろうと思うばかり——」
チベット文法の問答 そこでその人の所へ参り相当の礼物を差し上げてそれから来意を告げますと、あなたは文法あるいは修辞学をやったことがあるかという。
“礼物”の意味
《名詞》
(れいぶつ)定められた儀式と、文化に関する物事。典礼と文物。
(れいぶつ / れいもつ)儀礼を行うために使用する品物。
(れいぶつ / れいもつ)謝意を表すために贈る品物。
(れいもつ)語義3のうち、特に室町時代において、官職に任じられたり、征夷大将軍が就任したりした際に献上する品物。献上するのが金銭である場合は「礼銭」という。事実上、賄賂に近い性格を持っていた。
(出典:Wiktionary)
(出典:Wiktionary)
“礼物(礼銭)”の解説
礼銭(れいせん)とは、本来は室町幕府において征夷大将軍の任命などの祝い事の際に守護大名や寺社などから献上された祝い金のこと。物品で献上される場合には礼物(れいもつ)と呼ばれる。後には一献料(いっこんりょう)・酒肴料(しゅこうりょう)とも呼ばれて、官職や訴訟における有利な判決と引き換えに謝礼として室町幕府や朝廷、守護大名、あるいはそれらに仕える役人達に対して献上される金品を指した。
(出典:Wikipedia)
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