“れいもつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
礼物88.9%
禮物11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いや、わしは、礼物れいもつを、あてにしているわけではない——ゆきがかりゆえ、面倒見てやろうと思うばかり——」
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
杯のすんだ後のお今は、黒紋附を着た室と並んで、結納や礼物れいもつなどの飾られた床の前の方に坐っていた。松に鶴をかいたついの幅がそこにかけられてあった。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)
感じあつ禮物れいもつおくりて夫より路次ろじいそぐ程に日成ずして岡山にちやくせしかば即日そくじつ太守たいしゆへ目見申付られ花事はなことは一旦出家の望み有由にて出國致せし處兄喜内が凶變きようへんを聞心を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)