うす)” の例文
かの王おもえらく、敵国既に退いた上は馬が何の役にも立たぬ、何か別に人の助けになる事をさせにゃならぬと。すなわち勅して諸馬群を分ちて人々に与え、常にうすかしめた。
或はうすつき、或はうすひく
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)