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矢傷
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やきず
ふりがな文庫
“
矢傷
(
やきず
)” の例文
保名
(
やすな
)
の
家来
(
けらい
)
は
残
(
のこ
)
らず
討
(
う
)
たれて、
保名
(
やすな
)
も
体中
(
からだじゅう
)
刀傷
(
かたなきず
)
や
矢傷
(
やきず
)
を
負
(
お
)
った上に、大ぜいに
手足
(
てあし
)
をつかまえられて、
虜
(
とりこ
)
にされてしまいました。
葛の葉狐
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
が、逆に、それが族長の息子どもからは疑われ、以来、門を閉じたきり、今度の騒ぎには全く
圏外
(
けんがい
)
にいて静かに
矢傷
(
やきず
)
の身を療治していたのである。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
どっかりと、
岸辺
(
きしべ
)
へからだを落とすと、忍剣はすぐ
衣
(
ころも
)
をさいて、ひだりの
肘
(
ひじ
)
の
矢傷
(
やきず
)
をギリギリ巻きしめた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
矢
常用漢字
小2
部首:⽮
5画
傷
常用漢字
小6
部首:⼈
13画
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