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やきず
ふりがな文庫
“やきず”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
矢瘡
27.8%
矢痍
22.2%
矢疵
22.2%
矢傷
16.7%
矢創
11.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
矢瘡
(逆引き)
が
矢瘡
(
やきず
)
はまだ完く癒えたとはいいきれない。わけて老来病後の身である。危ういこと実に見ていられない。わけて親子の情に駆らるる関平に於てをやだ。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
やきず(矢瘡)の例文をもっと
(5作品)
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矢痍
(逆引き)
橘は
矢痍
(
やきず
)
のあとに清い
懐紙
(
かいし
)
をあてがい、その若い男のかおりがまだ生きて漂うている顔のうえに、
袿
(
うちぎ
)
の両の
袖
(
そで
)
をほついて、
綾
(
あや
)
のある方を上にして一人ずつに
片袖
(
かたそで
)
あてかぶせ
姫たちばな
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
やきず(矢痍)の例文をもっと
(4作品)
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矢疵
(逆引き)
権現様
(
ごんげんさま
)
戦場お
持出
(
もちだ
)
しの
矢疵
(
やきず
)
弾丸痕
(
たまあと
)
の残つた
鎧櫃
(
よろいびつ
)
に納めて、
槍
(
やり
)
を立てて使者を送らう。
妖魔の辻占
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
やきず(矢疵)の例文をもっと
(4作品)
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矢傷
(逆引き)
が、逆に、それが族長の息子どもからは疑われ、以来、門を閉じたきり、今度の騒ぎには全く
圏外
(
けんがい
)
にいて静かに
矢傷
(
やきず
)
の身を療治していたのである。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
やきず(矢傷)の例文をもっと
(3作品)
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矢創
(逆引き)
父の
矢創
(
やきず
)
も日ましに癒えてゆく様子なので、一時はしおれていた関平も
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
やきず(矢創)の例文をもっと
(2作品)
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