トップ
>
矢痍
ふりがな文庫
“矢痍”の読み方と例文
読み方
割合
やきず
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やきず
(逆引き)
わずかに、心から市人の胸を慰めたものは、御林軍の大将王必が、
矢痍
(
やきず
)
がもとで、これも間もなく死んだということだけであった。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
橘は
矢痍
(
やきず
)
のあとに清い
懐紙
(
かいし
)
をあてがい、その若い男のかおりがまだ生きて漂うている顔のうえに、
袿
(
うちぎ
)
の両の
袖
(
そで
)
をほついて、
綾
(
あや
)
のある方を上にして一人ずつに
片袖
(
かたそで
)
あてかぶせ
姫たちばな
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
吉川元春は、すぐその部下の勇将、
牛尾元貞
(
うしおもとさだ
)
を向けたが、元貞が、
矢痍
(
やきず
)
をうけて、病臥してしまったため、ふたたび
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
矢痍(やきず)の例文をもっと
(4作品)
見る
矢
常用漢字
小2
部首:⽮
5画
痍
漢検1級
部首:⽧
11画
“矢”で始まる語句
矢張
矢
矢鱈
矢庭
矢立
矢絣
矢来
矢先
矢弾
矢筈
“矢痍”のふりがなが多い著者
吉川英治
室生犀星