矢創やきず)” の例文
「急所の矢創やきずが重らせたもうて、孫将軍には、あえなく息を引取られた」と、士卒の端までき悲しんでいた。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
父の矢創やきずも日ましに癒えてゆく様子なので、一時はしおれていた関平も
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)