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真一文字
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まいちもんじ
ふりがな文庫
“
真一文字
(
まいちもんじ
)” の例文
旧字:
眞一文字
まッ先におどりこんできたのは、高尾の
神馬
(
しんめ
)
、
月毛
(
つきげ
)
の
鞍
(
くら
)
にまたがった
加賀見忍剣
(
かがみにんけん
)
、例の
禅杖
(
ぜんじょう
)
をふりかぶって
真一文字
(
まいちもんじ
)
に
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
辰
(
たつ
)
の
刻
(
こく
)
頃より馬場へ
出御
(
しゅつぎょ
)
、大場重玄をまん中に立たせ、清八、鷹をと御意ありしかば、清八はここぞと富士司を放つに、鷹はたちまち
真一文字
(
まいちもんじ
)
に重玄の天額をかい
掴
(
つか
)
みぬ。
三右衛門の罪
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
そして大宇宙の中を
真一文字
(
まいちもんじ
)
に、本隊を追って猛進また猛進を続けつつあった。
大宇宙遠征隊
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
と
唱
(
うた
)
ひ
出
(
い
)
づる時、一隊の
近衛騎兵
(
このえきへい
)
は
南頭
(
みなみがしら
)
に馬を
疾
(
はや
)
めて、
真一文字
(
まいちもんじ
)
に行手を横断するに会ひければ、彼は
鉄鞭
(
てつべん
)
を
植
(
た
)
てて、舞立つ
砂煙
(
すなけむり
)
の中に
魁
(
さきがけ
)
の花を
装
(
よそほ
)
へる健児の
参差
(
しんさ
)
として
推行
(
おしゆ
)
く
後影
(
うしろかげ
)
をば
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
言下に本堂の正面の扉を
真一文字
(
まいちもんじ
)
に開かせたと言ふことです。
死児変相
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
字
常用漢字
小1
部首:⼦
6画
“真一”で始まる語句
真一酷