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眞砂
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まさご
ふりがな文庫
“
眞砂
(
まさご
)” の例文
新字:
真砂
「あれから一と月も經つが、一向眼鼻がつかないやうだな。下手人も
眞砂
(
まさご
)
町の喜三郎も、今頃は
欠伸
(
あくび
)
でもしてゐるだらうよ」
銭形平次捕物控:196 三つの死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
娘
(
むすめ
)
でございますか?
娘
(
むすめ
)
の
名
(
な
)
は
眞砂
(
まさご
)
、
年
(
とし
)
は十九
歳
(
さい
)
でございます。これは
男
(
をとこ
)
にも
劣
(
おと
)
らぬ
位
(
くらゐ
)
勝氣
(
かちき
)
の
女
(
をんな
)
でございますが、まだ一
度
(
ど
)
も
武弘
(
たけひろ
)
の
外
(
ほか
)
には、
男
(
をとこ
)
を
持
(
も
)
つた
事
(
こと
)
はございません。
藪の中
(旧字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
濵
(
はま
)
の
眞砂
(
まさご
)
の
乾上
(
ひあが
)
る
時
(
とき
)
は、
樂
(
たの
)
しさうにも
雲雀
(
ひばり
)
のやうに
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
秦皮
(
とねりこ
)
の、
眞砂
(
まさご
)
、いさごの、森の小路よ
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
本郷一丁目は
眞砂
(
まさご
)
町の喜三郎の繩張りですが、若くて力押しの喜三郎に任せて置くにしては、事件があまりにも重大らしい豫感があつたのです。
銭形平次捕物控:196 三つの死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
窓の敷居は疊から一尺二寸、その邊が一面の血で、格子から障子まで染め、刺した刄物は、
鞘
(
さや
)
ごと部屋の中に投り出してあつたと、
眞砂
(
まさご
)
町の喜三郎が説明してくれます。
銭形平次捕物控:196 三つの死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「權次は
眞砂
(
まさご
)
つ原に居ますよ、近所の人が見て來たさうで」
銭形平次捕物控:140 五つの命
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
眞
部首:⽬
10画
砂
常用漢字
小6
部首:⽯
9画
“眞砂”で始まる語句
眞砂町
眞砂路