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相踵
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あいつ
ふりがな文庫
“
相踵
(
あいつ
)” の例文
後に夫となるべき抽斎は五百が本丸にいた間、尾島氏
定
(
さだ
)
を妻とし、藤堂家にいた間、比良野氏
威能
(
いの
)
、岡西氏
徳
(
とく
)
を
相踵
(
あいつ
)
いで妻としていたのである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
それからもう一つには、この年に
相踵
(
あいつ
)
いで起った色々の災害レビューの終幕における花形として出現したために、その「災害価値」が一層高められたようである。
颱風雑俎
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
昨年の秋あたりから、江戸の本草学者が神隠しに逢ったように、
相踵
(
あいつ
)
いで行方不明になっております。
銭形平次捕物控:025 兵糧丸秘聞
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
だが、戦死の報は、
頻々
(
ひんぴん
)
として
相踵
(
あいつ
)
いだ。
戦争雑記
(新字新仮名)
/
徳永直
(著)
抽斎の
著
(
あらわ
)
す所の書には、先ず『経籍訪古志』と『
留真譜
(
りゅうしんふ
)
』とがあって、
相踵
(
あいつ
)
いで支那人の手に
由
(
よ
)
って刊行せられた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
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そのレコードが日本ビクターにも
相踵
(
あいつ
)
いでプレスされ、旧吹込盤と比較して、是非の論はしばらくの間レコード界を賑わしたことも、大方の記憶に新たなるものがあるだろう。
名曲決定盤
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
、
野村長一
(著)
三五郎という前髪と、その兄分の
鉢鬢奴
(
ばちびんやっこ
)
との間の恋の歴史であって、
嫉妬
(
しっと
)
がある。
鞘当
(
さやあて
)
がある。末段には二人が
相踵
(
あいつ
)
いで戦死することになっていたかと思う。
ヰタ・セクスアリス
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
とにかく、ブルメスターの手堅い、典雅な演奏は、
相踵
(
あいつ
)
いで日本を訪ねたアウアー門下の提琴家たちの派手な華麗な演奏に飽き足らない人たちを喜ばせたことは一通りでなかった。
名曲決定盤
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
、
野村長一
(著)
主人市兵衛と番頭の清七は遠島になった上
相踵
(
あいつ
)
いで死に、内儀と娘のお茂はいちど草加に隠れましたが母親が死んだ後のお茂は、お上の御目こぼしを幸い江戸に流れ込み、やくざ者の利八や
銭形平次捕物控:102 金蔵の行方
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
天保十二年の頃には竜池、香以の父子が
相踵
(
あいつ
)
いでクリジスに遭ったらしい。子之助とその姉とを生んだ竜池の妻はこの頃離縁になった。子之助の姉は外桜田堀通の
上杉弾正大弼斉憲
(
うえすぎだんじょうのたいひつなりのり
)
の奥に仕えていた。
細木香以
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
相
常用漢字
小3
部首:⽬
9画
踵
漢検1級
部首:⾜
16画
“相”で始まる語句
相
相手
相違
相応
相好
相撲
相談
相槌
相貌
相模