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盗賊
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ぬすっと
ふりがな文庫
“
盗賊
(
ぬすっと
)” の例文
旧字:
盜賊
「
汝
(
わり
)
ゃ
乞食
(
ほいと
)
か
盗賊
(
ぬすっと
)
か畜生か。よくも
汝
(
われ
)
が餓鬼どもさ
教唆
(
しか
)
けて
他人
(
ひと
)
の畑こと踏み荒したな。
殴
(
う
)
ちのめしてくれずに。
来
(
こ
)
」
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
眠れないでいた竜之助には、その夜更けて、
不夜
(
ふや
)
の念仏をしていた上人の
許
(
もと
)
へ忍び寄った二人の
盗賊
(
ぬすっと
)
と、それに驚かなかった上人の問答をよく聞くことができました。
大菩薩峠:07 東海道の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
色の仲宿や博奕の堂敷が何程の罪だ、世の中に
悪
(
わり
)
い事と云うなア人殺しに間男と
盗賊
(
ぬすっと
)
だ
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
何時
(
いつ
)
ありつけるか知れたものじゃねえ。と
為
(
す
)
ると
生命
(
いのち
)
の問題だ! へ、人間て云う奴ァ
屹度
(
きっと
)
恐らく
此様
(
こんな
)
時に
盗賊
(
ぬすっと
)
根性を起こすんだろうぜ。何しろ生命の問題だからな。死ぬか生きるかの問題だ。
人間製造
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
日本一のお嬢さんを妾なんぞにしやあがって、
冥利
(
みょうり
)
を知れやい。べらぼうめ、
菱餅
(
ひしもち
)
や
豆煎
(
まめいり
)
にゃかかっても、上段のお雛様は、気の利いた鼠なら遠慮をして
甞
(
な
)
めねえぜ、
盗賊
(
ぬすっと
)
ア、盗賊ア、盗賊ア
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
「
盗賊
(
ぬすっと
)
め!」
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“盗賊”の意味
《名詞》
盗賊(とうぞく)
盗みや略奪を行う賊。盗人。
(出典:Wiktionary)
“盗賊”の解説
盗賊(とうぞく)とは、法令から逸脱して強奪(掠奪)などを行う者たちの集団を指す。
(出典:Wikipedia)
盗
常用漢字
中学
部首:⽫
11画
賊
常用漢字
中学
部首:⾙
13画
“盗賊”で始まる語句
盗賊化
盗賊燈
盗賊猫
盗賊々々
盗賊盗賊
盗賊紳士
盗賊野郎