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的
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あ
ふりがな文庫
“
的
(
あ
)” の例文
ただどこかで先程から、こーん、こーん、と凍っている夜空にひびく
砧
(
きぬた
)
の音がある。それを
的
(
あ
)
てに二人は歩いて、ようやく一つの明りを見た。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そういう先の
的
(
あ
)
てがどことなく心を急がしているので、せっかくN君の東道に立ってくれた鷹ヶ峰の門前町の跡も、光悦寺から見た光悦蒔絵そのままな野趣も、鷹ヶ峰だけにできて他にはできない
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
焚火
(
たきび
)
の
焔
(
ほのお
)
はいよいよさかんであるし、明日の
的
(
あ
)
てもついたという
理
(
わけ
)
なので天城四郎初め元気づいて、なお蛮歌と乱舞をそれからも夜の
四更
(
しこう
)
にかけて続けていたが、やがて見張役の下っ端が、遠くから
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“的”の意味
《名詞》
(まと)攻撃や打撃を加えるべき対象。標的。
(出典:Wiktionary)
“的”の解説
的(てき)とは、接尾辞の一つ。
漢字「的」の本義は「あきらか」で、この意味での熟語には「的確」などがある。後に音を仮借し、「まと」の意味と、助詞を表すようになった。
(出典:Wikipedia)
的
常用漢字
小4
部首:⽩
8画
“的”を含む語句
目的
浪漫的
的確
的中
羅曼的
古典的
精神的
人間的
虚無的
衒学的
煽情的
幻想的
確的
能動的
対蹠的
標的
致命的
感傷的
目的地
射的
...