“的切”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てつきり66.7%
てっき33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
衣絵きぬゑさんが此辺このあたり旅行たびしたときくるまふのを、はなし次手つひでいたのが——寸分すんぶんちがはぬ的切てつきりこれだ……
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
彼が無理無体に男の身体をしらべて見ると、兵児帯に一円五十銭の金銭をくるんで持って居た。彼は、的切てつきりり窃盗犯だと推定した。男に住所や氏名を聞いても決して云はなかった。たゞ
奥間巡査 (新字旧仮名) / 池宮城積宝(著)
エ怪いじゃ有りませんか的切てっきり爾ですぜ三十四五の男と云うのがアノ死骸ですぜ
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)