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的盧
ふりがな文庫
“的盧”の読み方と例文
読み方
割合
てきろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てきろ
(逆引き)
「先頃城内で、
蒯越
(
かいえつ
)
が劉表に説いていました。——
的盧
(
てきろ
)
は凶馬と——乗る人に
祟
(
たた
)
りをなすと。——どうかそのご乗馬はお換えください」
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ですから自然、馬相について教わっていましたが、四本の脚が、みな白いのを四白といい、これも凶馬とされていますが、額に白点のある
的盧
(
てきろ
)
は、もっと
凶
(
わる
)
いといわれています。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
的盧
(
てきろ
)
的盧。汝、今日われに祟りをなすか、またわれを救うや。——性あらば助けよ!」
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
的盧(てきろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“的盧”の解説
的盧(てきろ)とは、額に白い模様を有する馬、あるいはその模様である。額の白い模様が口に入り歯に達しているものを「楡雁」またの名を「馰顱」・「的盧」といい、しもべが乗れば客死し、主が乗れば刑死するという凶馬である。
この特徴を備えたものとして劉備の乗馬が知られる他、東晋の庾亮も的盧のある馬に乗ったとされ、南朝梁の呉均の詩『行路難』にも「青驪白駮的盧馬」という句がみえる。
(出典:Wikipedia)
的
常用漢字
小4
部首:⽩
8画
盧
漢検1級
部首:⽫
16画
“的”で始まる語句
的
的場
的確
的中
的面
的皪
的先
的切
的矢
的形