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的皪
ふりがな文庫
“的皪”の読み方と例文
読み方
割合
てきれき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てきれき
(逆引き)
女は
何
(
な
)
にも云わずに眼を横に向けた。こぼれ梅を一枚の
半襟
(
はんえり
)
の
表
(
おもて
)
に掃き集めた
真中
(
まんなか
)
に、
明星
(
みょうじょう
)
と見まがうほどの
留針
(
とめばり
)
が
的皪
(
てきれき
)
と
耀
(
かがや
)
いて、男の眼を射る。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
さうしてそれが頭の上の水面へやつと届いたと思ふと、忽ち白い
睡蓮
(
すゐれん
)
の花が、丈の高い芦に囲まれた、藻の匀のする沼の中に、
的皪
(
てきれき
)
と
鮮
(
あざやか
)
な
莟
(
つぼみ
)
を破つた。
沼
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
的皪
(
てきれき
)
と花かぐはしく
一点鐘
(旧字旧仮名)
/
三好達治
(著)
的皪(てきれき)の例文をもっと
(8作品)
見る
的
常用漢字
小4
部首:⽩
8画
皪
部首:⽩
20画
“的”で始まる語句
的
的場
的確
的中
的面
的先
的盧
的切
的矢
的形
“的皪”のふりがなが多い著者
夏目漱石
三好達治
芥川竜之介