“てっき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鉄騎40.0%
擢揮20.0%
的切20.0%
鉄軌20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じょうあまりな白木しらきの十字架は、八人の手下にゆらゆらとささえられ、すぐそばに呂宋兵衛るそんべえが、南蛮錦なんばんにしき陣羽織じんばおりに身をつつみ、白馬はくばにまたがり、十二鉄騎てっきにまもられながら、妖々ようよう
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これは藩主にして、彼は世臣せいしんの相違はあれども、薩長二藩の関原以来蓄積したる活力を擢揮てっきし、大勢の趨向すうこう指点してんし、時艱じかんすくうの人物を鼓動したるは、実に二人先導の功に帰せざるを得ず。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
エ怪いじゃ有りませんか的切てっきり爾ですぜ三十四五の男と云うのがアノ死骸ですぜ
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
われらの烟突えんとつが西洋の烟突の如く盛んなけむりをき、われらの汽車が西洋の汽車の如く広い鉄軌てっきを走り、われらの資本が公債となって西洋に流用せられ