“てつきり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
適切50.0%
的切33.3%
的中16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
浮世の戰ひに疲れて、一刻と雖ども安心と云ふ氣持を抱いた事のない野村は、適切てつきり長野を入れたのは、自分を退社させる準備だと推諒した。
病院の窓 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
彼が無理無体に男の身体をしらべて見ると、兵児帯に一円五十銭の金銭をくるんで持って居た。彼は、的切てつきりり窃盗犯だと推定した。男に住所や氏名を聞いても決して云はなかった。たゞ
奥間巡査 (新字旧仮名) / 池宮城積宝(著)
的中てつきり星をされて、自分は忸怩もじ/\しながら、默ツて垂頭うつむいてゐた。
水郷 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)