“鉄騎”の読み方と例文
読み方割合
てっき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金、元の鉄騎てっきというものは実にそうの君臣を戦慄させた。一度馬に跨って南の方へ下ると、もう決して支那人のいう中国の兵はこれに当ることは出来なかったのである。
東亜の平和を論ず (新字新仮名) / 大隈重信(著)
じょうあまりな白木しらきの十字架は、八人の手下にゆらゆらとささえられ、すぐそばに呂宋兵衛るそんべえが、南蛮錦なんばんにしき陣羽織じんばおりに身をつつみ、白馬はくばにまたがり、十二鉄騎てっきにまもられながら、妖々ようよう
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)