“妖々”の読み方と例文
読み方割合
ようよう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
比丘尼びくに小町うんぬんの妖々ようようたるなぞのみでしたから、名人の秀麗な面がしだいしだいに蒼白そうはくの度を加え、烱々たるまなざしが静かに徐々に閉じられて
じょうあまりな白木しらきの十字架は、八人の手下にゆらゆらとささえられ、すぐそばに呂宋兵衛るそんべえが、南蛮錦なんばんにしき陣羽織じんばおりに身をつつみ、白馬はくばにまたがり、十二鉄騎てっきにまもられながら、妖々ようよう
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
藤の根に猫蛇びょうだ相搏あいう妖々ようよう
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)