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登庸
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とうよう
ふりがな文庫
“
登庸
(
とうよう
)” の例文
「こちらは、木下藤吉郎どのというて、この度、御台所御用人から、お
厩衆
(
うまやしゅう
)
へご
登庸
(
とうよう
)
になったお方だ。お見知りおきを願っておくがよい」
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
忠誠
鯁直
(
かうちやく
)
之者は
固陋
(
ころう
)
なりとして
擯斥
(
ひんせき
)
せられ、平四郎の如き朝廷を
誣罔
(
ぶまう
)
する大奸賊
登庸
(
とうよう
)
せられ、類を以て集り、政体を
頽壊
(
たいくわい
)
し、外夷
愈
(
いよ/\
)
跋扈
(
ばつこ
)
せり。
津下四郎左衛門
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
人材を
登庸
(
とうよう
)
しなければだめだということを教えたのも、またその刺激だ。従来親子共に役に
就
(
つ
)
いているものがあれば、子は賢くても父に
超
(
こ
)
えることはできなかったのが
旧
(
ふる
)
い規則だ。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
州の太守も彼を認めて、将来は大いに
登庸
(
とうよう
)
しようとも思っていた。
中国怪奇小説集:06 宣室志(唐)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“登庸”の意味
《名詞》
登庸(とうよう)
「登用」の別表記。
(出典:Wiktionary)
登
常用漢字
小3
部首:⽨
12画
庸
常用漢字
中学
部首:⼴
11画
“登”で始まる語句
登
登攀
登米
登子
登城
登楼
登山
登別
登時
登岳