“誣罔”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふもう50.0%
ぶまう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
福沢先生その誣罔ふもうを弁じ、大いに論者の蒙をひらかんとて、教育論一篇を立案せられ、中上川なかみがわ先生これを筆記して、『時事新報』の社説に載録せられたるが、今これを重刊して一小冊子となし
徳育如何 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
忠誠鯁直かうちやく之者は固陋ころうなりとして擯斥ひんせきせられ、平四郎の如き朝廷を誣罔ぶまうする大奸賊登庸とうようせられ、類を以て集り、政体を頽壊たいくわいし、外夷いよ/\跋扈ばつこせり。
津下四郎左衛門 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)