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誣言
ふりがな文庫
“誣言”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふげん
62.5%
ぶげん
37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふげん
(逆引き)
詮ずるところ人間主義の小説界に入りしは、十九世紀に於ける特相といふも
誣言
(
ふげん
)
にあらじ。
尚
(
なほ
)
いと
穉
(
をさな
)
きほどの顯象なり云々。
柵草紙の山房論文
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
いろいろと
誣言
(
ふげん
)
し
教唆
(
きょうさ
)
した、采女は養子のことでもあるし年も若いので、二人に
威
(
おど
)
され云いくるめられた結果、心ならずも同意しただけである。
樅ノ木は残った:04 第四部
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
誣言(ふげん)の例文をもっと
(5作品)
見る
ぶげん
(逆引き)
捕物小説をチャンバラと解し、時代思想への逆行と考えるのは、捕物小説を読まざるものの
誣言
(
ぶげん
)
である。
随筆銭形平次:13 平次身の上話
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
最上の政体なりと誇称するも、彼等が祖先の聊も予期したる所に非ずして、沿革興亡、七八百年間の変遷の力に依り、自然に今日の体を為したりと云も
誣言
(
ぶげん
)
にあらず、而して彼等誇称する所
天皇:誰が日本民族の主人であるか
(新字新仮名)
/
蜷川新
(著)
誣言(ぶげん)の例文をもっと
(3作品)
見る
“誣言”の意味
《名詞》
故意に事実を偽って言うこと。また、その言葉。誣語。
(出典:Wiktionary)
誣
漢検1級
部首:⾔
14画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
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誣言事
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