“畜(こ)” の例文
『輟耕録』二四にかつて松江鍾山の浄行菴に至って、一の雄鶏を籠にして殿の東簷(とうえん)に置くを見てその故を請い問う。寺僧いわく、これを畜(こ)うて以て晨(しん)を司(つかさど)らしむ。
無数の騾を畜(こ)うた内、牝牡(ひんぼ)の騾の間に子生んだ例あるやは極めて疑わし、故に馬属の諸種は現時相(あい)雑(まじ)わって子あれども、その子同士で繁殖し行き得ぬ世態にあると
四肢で行(ある)き膝と肘(ひじしり)が贅(こぶ)に固まりいた、烈しくもがく奴をついに擒(いけど)ってルクノーに伴れ行き畜(こ)うたが、全く言語せず才智狗同前で手真似や身ぶりで人意を悟る事敏(はや)かった
その風近世まで残り兎を畜(こ)うてこれを殺さんとする者その由を兎に告げると兎自殺したという。