画描えか)” の例文
わたしはほんの馬鹿な画描えかきの女なのですからね、今あなたにともかく何かお答えできるとしても、またあなた御自身の天職を、あなたの攻撃から防いであげられるとしても
桃色ももいろの大きな月はだんだん小さく青じろくなり、かしわはみんなざわざわい、画描えかきは自分のくつの中に鉛筆えんぴつけずってへんなメタルの歌をうたう、たのしい「夏のおどりのだい三夜」です。
「この画描えかきは余程前から気が違っていたのです。」
沼地 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
『爺さん、画描えかきかい、お前さんは』
人間山水図巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「そうか、画描えかきさんなのか。」
戦友 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「ええ、偉い画描えかきです。」
将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)