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えすがた
ふりがな文庫
“
画像
(
えすがた
)” の例文
旧字:
畫像
すると沙門はさも満足そうに、自分も悠然と立ち上って、あの
女菩薩
(
にょぼさつ
)
の
画像
(
えすがた
)
を親子のものの
頭
(
かしら
)
の上に、日を蔽う如くさしかざすと
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
巨寺
(
おおでら
)
の壁に見るような、
雨漏
(
あまもり
)
の
痕
(
あと
)
の
画像
(
えすがた
)
は、
煤
(
すす
)
色の壁に吹きさらされた、袖のひだが、浮出たごとく、
浸附
(
しみつ
)
いて、どうやら
饅頭
(
まんじゅう
)
の形した笠を
被
(
かぶ
)
っているらしい。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
が、打たれながらも、その
沙門
(
しゃもん
)
は、にやりと気味の悪い微笑を洩らしたまま、いよいよ高く
女菩薩
(
にょぼさつ
)
の
画像
(
えすがた
)
を落花の風に
飜
(
ひるがえ
)
して
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
と思うとつづいて二三人、まわりに立っている私どもの中にも、笠を脱いだり、烏帽子を直したりして、
画像
(
えすがた
)
を拝んだものが居ったようでございます。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“画像”の意味
《名詞》
画像(がぞう)
絵に描かれた人物の姿。
スクリーンやモニターなどの光学機器または電子機器が映し出す絵。
(出典:Wiktionary)
“画像”の解説
画像(がぞう)とは、事象を視覚的に媒体に定着させたもので、そこから発展した文字は含まない(例:文字と画像、書画)。定着される媒体は主に2次元平面の紙であるが、金属、石、木、竹、布、樹脂や、モニター・プロジェクター等の出力装置がある。また、3次元の貼り絵、ホログラフィー等も含まれる。
(出典:Wikipedia)
画
常用漢字
小2
部首:⽥
8画
像
常用漢字
小5
部首:⼈
14画
“画”で始まる語句
画
画家
画工
画布
画策
画餅
画師
画筆
画帖
画舫