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しようし
ふりがな文庫
“
生死
(
しようし
)” の例文
若
(
も
)
しこの世の中からその楽を取去つたら、世の中は無い! 貫一といふ者も無い! 僕はその楽と
生死
(
しようし
)
を
倶
(
とも
)
にするのだ。
宮
(
みい
)
さん、
可羨
(
うらやまし
)
いだらう
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
生死
(
しようし
)
の
分目
(
わけめ
)
といふ初産に、
西応寺
(
さいおうじ
)
の娘がもとより迎ひの車、これは大晦日とて遠慮のならぬ物なり、家のうちには金もあり、
放蕩
(
のら
)
どのが
寐
(
ね
)
てはいる、心は二つ
大つごもり
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
柵
(
さく
)
の柱の
下
(
もと
)
に在りて帽を
揮
(
ふ
)
りたりしは、荒尾が
言
(
ことば
)
の如く、四年の
生死
(
しようし
)
を
詳悉
(
つまびらか
)
にせざりし間貫一にぞありける。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
生死
(
しようし
)
の
分目
(
わけめ
)
といふ
初産
(
ういざん
)
に、
西應寺
(
さいおうじ
)
の
娘
(
むすめ
)
がもとより
迎
(
むか
)
ひの
車
(
くるま
)
、これは
大晦日
(
おほみそか
)
とて
遠慮
(
ゑんりよ
)
のならぬ
物
(
もの
)
なり、
家
(
いへ
)
のうちには
金
(
かね
)
もあり、
放蕩
(
のら
)
どのが
寐
(
ね
)
ては
居
(
い
)
る、
心
(
こゝろ
)
は二つ
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
“生死”の意味
《名詞》
生(い)きることと死(し)ぬこと。生きているか死んでいるか。
(しょうじ): (仏教) 迷い。生き替わり死に替わる迷いの世界。
(出典:Wiktionary)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
“生死”で始まる語句
生死事大
生死流転
生死殻
生死殼
生死一如
生死一路
生死不定
生死不明
生死以外
生死出離