“瑞(ずい)” の例文
正に春立(りっしゅん)ならんとする時、牡丹に雪の瑞(ずい)といい、地蔵菩薩の祥(しょう)といい、あなたは授(さずか)りものをしたんじゃないか、確(たしか)にそうだ、——お誓さん。
神鷺之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
燈に丁字頭(ちょうじがしら)が立つと銭を儲けるとて拝し、鵲(かささぎ)が噪(さわ)げば行人至るとて餌をやり、蜘蛛が集まれば百事嘉(よろこ)ぶとてこれを放つ、瑞(ずい)は宝なり、信なり。