“瑞長直頼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ずゐちやうちよくらい50.0%
ずゐちやうなほより50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
京水の後は嫡男瑞長直頼ずゐちやうちよくらいいだ。瑞長の弟初代全安は一たび伊沢分家に婿入して離縁せられ、後更に分立して一家を成した。伊沢氏の例にならつて言へば、初代全安の家は「又分家」である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
是に由つて観れば、伯母沢は瑞英を悪んでも、伯父瑞仙はてつ瑞英との交を絶たずにゐて、名を従孫じゆうそんに命じたと見える。雄太郎は後の瑞長直頼ずゐちやうなほよりである。此年瑞英二十五歳。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)