“村井長頼”の読み方と例文
読み方割合
むらいながより100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よく往来している京商人の油屋小金あぶらやこきんと申す男が、前田の重臣、村井長頼むらいながよりに出入りしており、これがいつでも、お取次ぎしたいといっておるので
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
八月になっても、以後、沙汰がないので、又左衛門利家は、重臣の村井長頼むらいながよりを使いとして、富山へやり、華典かてん吉日きちじつをきめたいと、相談させた。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
築砦ちくさいにあたっていたのは、前田方の将、村井長頼むらいながよりと、高畠九蔵たかばたけきゅうぞう原田又右衛門はらだまたえもんなどの物頭ものがしらたちであった。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)