“華典”の読み方と例文
読み方割合
かてん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『きょうは、御息女が輿入の当日であろうが。遠慮のう、華典かてんの儀、運ばれるがよい。庄左衛門にも、妹の祝日とて、特に何らのお咎めはない』
濞かみ浪人 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
八月になっても、以後、沙汰がないので、又左衛門利家は、重臣の村井長頼むらいながよりを使いとして、富山へやり、華典かてん吉日きちじつをきめたいと、相談させた。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)