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瑞長
ふりがな文庫
“瑞長”の読み方と例文
読み方
割合
ずいちょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ずいちょう
(逆引き)
徒士町
(
かちまち
)
の池田の家で、当主
瑞長
(
ずいちょう
)
が父京水の例に
倣
(
なら
)
って、春の
初
(
はじめ
)
に
発会式
(
ほっかいしき
)
ということをした。京水は
毎年
(
まいねん
)
これを催して、門人を
集
(
つど
)
えたのであった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
京水には二人の
男子
(
なんし
)
があった。長を
瑞長
(
ずいちょう
)
といって、これが家業を
襲
(
つ
)
いだ。次を
全安
(
ぜんあん
)
といって、伊沢家の女壻になった。榛軒の
女
(
むすめ
)
かえに配せられたのである。後に全安は自立して本郷
弓町
(
ゆみちょう
)
に住んだ。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
わたくしは池田氏の事を問うたのに、
何故
(
なにゆえ
)
に如電さんは平井氏の事を以て答えたか。それには理由がある。平井東堂の置いた
質
(
しち
)
が流れて、それを買ったのが、池田京水の子
瑞長
(
ずいちょう
)
であったからである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
瑞長(ずいちょう)の例文をもっと
(1作品)
見る
瑞
漢検準1級
部首:⽟
13画
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
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