“瑞龍山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ずいりゅうざん66.7%
ずゐりゆうざん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この一篇の文章はたれも暗誦そらんじているものだった。三、四年ほど前、ここから近い瑞龍山ずいりゅうざんの境内に建てた老公の寿碑じゅひへ、老公自身が起草して、それに刻ませた一文である。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
瑞龍山ずいりゅうざん一帯、巌石がんせき峨々ががたる山なので、清水のわき出ている場所は極めて少ない。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
先生の宿志しゆくし、ここにおいてか足れり。すでにしてきやうかへり、即日、ところ瑞龍山ずゐりゆうざん先塋せんえいかたはらさうし、歴任れきにん衣冠魚帯いくわんぎよたいうづめ、すなはち封し載ちし、自ら題して、梅里先生ばいりせんせいはかふ。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)