“瑞州”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
スイス50.0%
ずいしゅう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
瑞州スイスの風月は美しく、あかつきの眺めは最もすがすがしい。山の景色もあきらかに画かと思われ、湖のかがやきは濃密に人を魅了した。(スイスの湖の眺め))
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)
明辺ミュンヘンの郊外には世俗を離れた所があり、舟は湖面の光と山の影をよぎる。日が斜めに移る時に雲もまた断ちきれて、ひとつの青い山影は瑞州スイスの山なのである。)
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)
その時分になって、孫恪は仕官の口が見つかったので、唐の都の長安に赴任する事となり、一家を挙げて出発したが、瑞州ずいしゅうという処へかかると、袁氏は孫恪に向って
碧玉の環飾 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)