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球
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きゅう
ふりがな文庫
“
球
(
きゅう
)” の例文
そのあとは
球
(
きゅう
)
だけとなる。この球がロケットとして、六個の穴からガスをふきだして、空気のない空間を、どんどん速度をあげて進んでいくのだ。
三十年後の世界
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
それからこれはまっ
赤
(
か
)
な
羽二重
(
はぶたえ
)
のコップでしょう。この花びらは半ぶんすきとおっているので大へん
有名
(
ゆうめい
)
です。ですからこいつの
球
(
きゅう
)
はずいぶんみんなで
欲
(
ほ
)
しがります。
チュウリップの幻術
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
富と
勢
(
いきおい
)
と得意と満足の
跋扈
(
ばっこ
)
する所は東西
球
(
きゅう
)
を
極
(
きわ
)
めて高柳君には敵地である。高柳君はアーチの下に立つ新しき夫婦を十歩の遠きに見て、これがわが友であるとはたしかに思わなかった。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
そして、ガラス箱の真上十メートルばかりの天井の下の空中にぶらさがっている二つの大きな
火花間隙
(
ひばなかんげき
)
の
球
(
きゅう
)
と、それぞれ針金によって、つながれてあった。
超人間X号
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
地球は、地球で見る満月の十倍以上も大きい明るい
球
(
きゅう
)
に見えたが、満月と同じ形ではなく、かたわれ月ぐらいのところだった。つまり一部分が、月のために影になっているのだ。
三十年後の世界
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
▼ もっと見る
みるみる
球
(
きゅう
)
のようにふくれあがり、そしてそれが両がわの曲面盤のとがった針にふれたかと見えたとき、とつぜんぴかりと
一大閃光
(
いちだいせんこう
)
が出て、この大広間を太陽のそばに追いやったほどの明かるさ
超人間X号
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
銀色にかがやいたすばらしい
球
(
きゅう
)
が、宙に浮いているのを発見した。
怪星ガン
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“球”の意味
《名詞》
(キュウ)立体図形で、その表面が、ある1点から等距離にあるもの。
(キュウ 図形)空間上のある1点から等距離にあるすべての点の集合である球面とその内部にある点からなる集合。一般には3次元空間にあるものを指す場合が多い。
(出典:Wiktionary)
球
常用漢字
小3
部首:⽟
11画
“球”を含む語句
眼球
琉球
地球
野球
撞球
軽気球
球形
球根
蹴球
電球
球突
地球儀
地球上
輕氣球
庭球
琉球人
撞球場
水球
球乗
籠球
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