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珈琲
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コオフィイ
ふりがな文庫
“
珈琲
(
コオフィイ
)” の例文
プラットフォオムには給仕がパンや
珈琲
(
コオフィイ
)
を持って駈け
廻
(
まわ
)
っている。旅客の中には、ここで下車するものもある。人の呼び交す声が
喧
(
かまびす
)
しい。
みれん
(新字新仮名)
/
アルツール・シュニッツレル
(著)
翌朝
(
よくちょう
)
。画家は
楽気
(
らくげ
)
に
凭掛
(
よりかかり
)
の
椅子
(
いす
)
に掛り、
莨
(
たばこ
)
を
喫
(
の
)
み、
珈琲
(
コオフィイ
)
を飲み、スケッチの手帳を
繰拡
(
くりひろ
)
げ、見ている。戸を
叩
(
たた
)
く
音
(
おと
)
す。
家常茶飯 附・現代思想
(新字新仮名)
/
ライネル・マリア・リルケ
(著)
料理は小鳥の
炙
(
あぶり
)
ものに
萵苣
(
ちさ
)
のサラダが出ていた。それを食ってしまって、ヴェランダへ出て
珈琲
(
コオフィイ
)
を飲んだ。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
ラインゴルドで午食をして、ヨスチイで
珈琲
(
コオフィイ
)
を飲んで、なんにするという思案もなく、赤い
薔薇
(
ばら
)
のブケエを買って、その外にも鹿の角を二組、コブレンツの名所絵のある画葉書を百枚買った。
襟
(新字新仮名)
/
オシップ・ディモフ
(著)
中央の大きな卓子にはホテルの主人夫婦が
珈琲
(
コオフィイ
)
を飲んでいた。
旅の絵
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
▼ もっと見る
「そんならまだこの中に
珈琲
(
コオフィイ
)
がありましたようですから、どうぞ。」女は無理に勧めて、珈琲の残ったのを
茶碗
(
ちゃわん
)
に
注
(
つ
)
いで、学士に出した。そして何か女中に言い付けに次の
間
(
ま
)
へ出た。
みれん
(新字新仮名)
/
アルツール・シュニッツレル
(著)
“珈琲”の意味
《名詞》
コーヒーの漢字表記。
(出典:Wiktionary)
“珈琲(コーヒー)”の解説
コーヒー(nl: koffie ˈkɔfi 、en: coffee)は、コーヒー豆と呼ばれるコーヒーノキの種子を焙煎して砕いた粉末から、湯または水で成分を抽出した飲料である。日本語での漢字表記は「珈琲」。
(出典:Wikipedia)
珈
漢検1級
部首:⽟
9画
琲
漢検1級
部首:⽟
12画
“珈琲”で始まる語句
珈琲店
珈琲茶碗
珈琲屋
珈琲沸
珈琲碗
珈琲卓
珈琲挽
珈琲皿
珈琲碾
珈琲館