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玉髄
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ぎょくずい
ふりがな文庫
“
玉髄
(
ぎょくずい
)” の例文
旧字:
玉髓
杏
(
あんず
)
やすももの白い花が
咲
(
さ
)
き、
次
(
つい
)
では
木立
(
こだち
)
も草地もまっ
青
(
さお
)
になり、もはや
玉髄
(
ぎょくずい
)
の雲の
峯
(
みね
)
が、四方の空を
繞
(
めぐ
)
る
頃
(
ころ
)
となりました。
雁の童子
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
玉髄
(
ぎょくずい
)
のような、玉あられのような、
又
(
また
)
蛋白石
(
たんぱくせき
)
を刻んでこさえた
葡萄
(
ぶどう
)
の置物のような雲の峯は、
誰
(
たれ
)
の目にも立派に見えますが、蛙どもには
殊
(
こと
)
にそれが見事なのです。
蛙のゴム靴
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
雲は光って
立派
(
りっぱ
)
な
玉髄
(
ぎょくずい
)
の
置物
(
おきもの
)
です。四方の空を
繞
(
めぐ
)
ります。
チュウリップの幻術
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
“玉髄”の意味
《名詞》
石英の細長い結晶が集まり、乳房状、球果状などとなったもの。
(出典:Wiktionary)
“玉髄”の解説
玉髄(ぎょくずい、en: chalcedony、カルセドニー)とは、石英の非常に細かい結晶が網目状に集まり、緻密に固まった鉱物の変種。美しいものは宝石として扱われる。
(出典:Wikipedia)
玉
常用漢字
小1
部首:⽟
5画
髄
常用漢字
中学
部首:⾻
19画
“玉”で始まる語句
玉
玉蜀黍
玉葱
玉鬘
玉章
玉菜
玉璽
玉藻
玉簾
玉垣