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玉襷
ふりがな文庫
“玉襷”の読み方と例文
読み方
割合
たまだすき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たまだすき
(逆引き)
各町から一人ずつ五十人の
舁人
(
かきと
)
。白の浜縮緬に大きく源氏車を染め出した揃いの浴衣。
玉襷
(
たまだすき
)
に
白足袋
(
しろたび
)
、向う鉢巻。
平賀源内捕物帳:山王祭の大像
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
本居学と水戸学とはすこぶる不同あれども、尊攘の二字はいずれも同じ。平田はまた本居とも違い癖なる所も多けれども『
出定
(
しゅつじょう
)
笑語
(
しょうご
)
』『
玉襷
(
たまだすき
)
』等は好書なり。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
と、にょっと出た、お源を見ると、取次に出ないも道理、勝手働きの
玉襷
(
たまだすき
)
、
長刀
(
なぎなた
)
小脇に
掻込
(
かいこ
)
んだりな。
高箒
(
たかぼうき
)
に
手拭
(
てぬぐい
)
を
被
(
かぶ
)
せたのを、柄長に構えて、
逆上
(
のぼ
)
せた
顔色
(
がんしょく
)
。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
玉襷(たまだすき)の例文をもっと
(5作品)
見る
玉
常用漢字
小1
部首:⽟
5画
襷
漢検1級
部首:⾐
22画
“玉”で始まる語句
玉
玉蜀黍
玉葱
玉鬘
玉章
玉菜
玉璽
玉藻
玉簾
玉垣
“玉襷”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
高浜虚子
菊池寛
久生十蘭
泉鏡花