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狂水
ふりがな文庫
“狂水”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きちがいみず
50.0%
きょうすい
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きちがいみず
(逆引き)
二杯三杯と
重
(
かさな
)
るにつれて、遠慮も次第になくなる
処
(
とこ
)
へ、
狂水
(
きちがいみず
)
のまわるのが、血の燃ゆるがごとき
壮佼
(
わかもの
)
、まして
渾名
(
あだな
)
を火の玉のほてりに蒸されて、むらむらと固る雲、額のあたりが暗くなった。
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
拳ぐらいで騒ぎが静まりゃ
可
(
い
)
いんですが、酔が廻ると火の玉め、どうだ一番相撲を取るか、と
瘠
(
やせ
)
ッぽちじゃありますがね、
狂水
(
きちがいみず
)
が
総身
(
そうみ
)
へ廻ると、小力が出ますんで、いきなりその
箒
(
ほうき
)
の柄を
蹴飛
(
けと
)
ばして
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
狂水(きちがいみず)の例文をもっと
(1作品)
見る
きょうすい
(逆引き)
「酒は
狂水
(
きょうすい
)
という、頭のよい人をさえあやまらせる。ましてや、おまえのような
低能児
(
ていのうじ
)
がしたしめば、もう一
人
(
にん
)
前
(
まえ
)
の人間にはなれない。わしの見ている前ですてておしまい」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
狂水(きょうすい)の例文をもっと
(1作品)
見る
狂
常用漢字
中学
部首:⽝
7画
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
“狂”で始まる語句
狂
狂人
狂気
狂犬
狂言
狂奔
狂氣
狂瀾
狂喜
狂歌
“狂水”のふりがなが多い著者
吉川英治
泉鏡花