“きょうすい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
峡水80.0%
狂水20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
望み給え。そこは、四方みな嶮岨けんそといえ、ひとたび峡水きょうすいをこゆれば、沃野よくや千里、民は辛抱づよく国は富む。いまもし荊州の兵をひきい、ここを占むれば、大事を
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
張飛をその大将とし、峡水きょうすいの水路と、嶮山の陸路との、二手になってすすんだ。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「酒は狂水きょうすいという、頭のよい人をさえあやまらせる。ましてや、おまえのような低能児ていのうじがしたしめば、もう一にんまえの人間にはなれない。わしの見ている前ですてておしまい」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)