トップ
>
片荷
>
かたに
ふりがな文庫
“
片荷
(
かたに
)” の例文
軽子
(
かるこ
)
が
片荷
(
かたに
)
程の土を其の板の上に載せますと、それを左に持ちまして、右の手で仕事をすると申します。
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
こう思い定めている小野さんは、浅井君が快よく依頼に応じた時、まず
片荷
(
かたに
)
だけ
卸
(
おろ
)
したなと思った。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
和歌山・高知等の諸県においては、この棒の
片荷
(
かたに
)
で物をはこぶことを、クジュウといっている。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
棒鱈
(
ぼうだら
)
乾鮭
(
からざけ
)
堆
(
うずたか
)
く、
片荷
(
かたに
)
に
酒樽
(
さかだる
)
を積みたる
蘆毛
(
あしげ
)
の
駒
(
こま
)
の、紫なる
古手綱
(
ふるたづな
)
を
曳
(
ひ
)
いて
出
(
い
)
づ
多神教
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
片
常用漢字
小6
部首:⽚
4画
荷
常用漢字
小3
部首:⾋
10画
“片”で始まる語句
片
片隅
片手
片端
片頬
片方
片時
片側
片膝
片足